【冬のメンタル不調に注意⚠】
冬になると「なんとなく気分が沈む」「朝起きるのがつらい」と感じる方が増えます。
実はこの季節特有のメンタル不調、「冬季うつ(季節性情動障害)」が関係していることも。
私のもとにも毎年、こうしたご相談が増えてくる時期です。
この記事では、冬のメンタル不調の原因と対策、そして私流のオススメな過ごし方をご紹介していきます。
🧠 なぜ冬にメンタル不調が起きやすいのか?
冬にメンタルが不安定になる主な原因は、ズバリ「日照時間の減少」です。
日光を浴びることで生成される「セロトニン」という神経伝達物質は、私たちの気分や意欲の安定に関わっています。
しかし、冬は朝が暗く、夕方も早く日が沈むため、日光を浴びる時間が圧倒的に減少します。
結果としてセロトニンの分泌が減り、
- やる気の低下
- 気分の落ち込み
- 不安感の増加
などが起こりやすくなります。
さらに、セロトニンは「メラトニン(睡眠ホルモン)」の原料でもあります。
そのためセロトニンが不足すると、メラトニンの生成も妨げられ、睡眠リズムが乱れやすくなるのです。
加えて、冬場は乾燥によってウイルスが繁殖しやすく、体調を崩す人も増えます。
体の不調はメンタルにも密接に影響するため、「なんだか気分が晴れない…」という悪循環に陥りやすくなります。
💡【豆知識】
「冬季うつ」は医学的には「季節性情動障害(SAD)」と呼ばれます。
日本うつ病学会などでも、日照時間との関連が報告されています。
🌞 冬のメンタル不調を乗り切る3つの対策
① 日光を浴びる
最も効果的なのは、朝や昼にしっかり日光を浴びること。
セロトニンの分泌が活性化し、気分の安定につながります。
⏰ 午後の休憩時間に5〜10分でも外に出てみるだけでOK!
窓越しではなく、直接光を浴びるのがポイント。
② 規則正しい生活リズム
睡眠と覚醒のサイクルが乱れると、メンタルにも影響が出ます。
できるだけ毎日同じ時間に起き・寝る習慣を意識しましょう。
体内時計が整うことで、セロトニンとメラトニンの分泌バランスも安定します。
③ 栄養バランスの取れた食事
ビタミンDはセロトニン生成に関与しており、日光と並んで重要です。
食事では以下の食材を意識的に取り入れてみてください。
- 魚介類(しらす・サケ・かつお など)
- きのこ類(しいたけ・まいたけ など)
- 卵
🍳 小さな工夫で、体と心のバランスを整えることができます。
☕ わたし流・冬を穏やかに過ごすヒント

お気に入りのマグカップで、
お気に入りのホットドリンクを
飲むのがオススメ!
冬は寒くて血管も収縮してしまいがち。
温かいドリンクでホッと一息つく
ことで、自律神経を整え、血行を促進させます✨
🪶まとめ
- 冬のメンタル不調の主な原因は「日照時間の減少」
- 日光を浴びる・生活リズムを整える・栄養を意識するの3つが基本
- 自分にやさしい冬の過ごし方で、こころのバランスを守ろう

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